名取りの銘

 晴れて初段になると、其扇流では家元から「名取りの銘」(号ともいいます)が与えられます。
 私が本サイトで名乗っている「其扇庵匠胡」というのがそれです。「其扇庵(きせんあん)」の部分は共通です。
 昇段した人は、振興会に、どのような漢字(1文字)を使ってほしいか第二希望まで伝えることができます。連に所属している人は、その連の代表者に伝えて手続きをしてもらってください。
 私が頂いた当時の経緯については「自己紹介」に書きましたので省略しますが、「匠(たくみ)」という漢字を希望しまして、その一字から名付けて頂くことができました。下のような大きさ(約8cm×37cm)の短冊の形で授与されます。

 銘の決定の際には、これまでに使われた漢字と(なるべく)重複しない方が使われますので、第一希望をどうしても使って欲しいのであれば、あらかじめ自分でチェックしておいた方がいいと思います。
 これまでに授与された銘は、次の通りです(2008年11月現在、71名)。

1995年以前までの20名分 春蝶 紫蝶 東胡 夢蝶 龍喜 瓢胡 雅蝶 松蝶 蒼胡 花扇 遊歩 花遊 花宴 蝶岳 紫穂里 輝扇 紫香 紫桜 紫月 孤鳳
1999年7月に授与された9名分 匠胡(しょうこ) 雄扇(ゆうせん) 翔遊(しょうゆう) 玲鳳(れいほう) 舞胡(まいこ) 佳鳳(けいほう) 恕遊(じょゆう) 啓宴(けいえん) 芳遊(ほうゆう)
2000年7月に授与された2名分 櫻宴(おうえん) 妖鳳(ようほう)
2002年7月に授与された3名分 彩胡(さいこ) 幻鳳(げんほう) 松鳳(しょうほう)
2003年7月に授与された2名分 知扇(ちせん) 重遊(じゅうゆう)
2004年7月に授与された7名分 瓦扇(がせん) 艶櫻(えんおう) 陽胡(ようこ) 如宴(にょえん) 一香(いっこう) 鸞鳳(らんほう) 空宴(くうえん)
2004年11月に授与された4名分 海鵬(かいほう) 游宴(ゆうえん) 戯扇(ぎせん) 海宴(かいえん)
2005年7月に授与された5名分 戯鳳(ぎほう) 銀扇(ぎんせん) 華遊(かゆう) 桃香(とうか) 蓬宴(ほうえん)
2005年頃に授与された1名分 香名恵(かなえ)
2006年5月に授与された7名分 暁扇(ぎょうせん) 戯彩(ぎさい) 壽扇(じゅせん) 千櫻(せんおう) 鳳月(ほうげつ) 瑛胡(えいこ) 黒鳳(こくほう)
2006年7月に授与された3名分 楽鳳(らくほう) 博鳳(はくほう) 知宴(ちえん)
2007年1月に授与された1名分 酔鳳(すいほう)
2007年7月に授与された1名分 粋宴(すいえん)
2007年11月に授与された2名分 樹鳳(じゅほう) 行香(ぎょうこう)
2008年3月に授与された2名分 戯翔(ぎしょう) 凛鳳(りんほう)
2008年7月に授与された1名分 花鳳(かほう)
2008年9月に授与された1名分 銀梨(ぎんりん)