蝶が枕から落ちなかった場合

(「コツリ」は厳密には手習の特殊なケースなのですが、頻繁に使うことと、行司も「コツリにつき過料一点」として他の銘と同様に独立して呼びますので、こちらの表に入れておきました)

銘の部分をクリックして頂くと、さらにその形の詳細な説明が表示されます。簡単な説明では判断しきれない場合に参照してください。

追加分 読み方 得点 説明 但し書き
野分 のわけ −20 扇が枕を倒してしまった 蝶が立ったら過料なし
コツリ こつり −1 扇のカナメ側が枕を打った  
手習 てならい 扇が蝶に当たらなかった、あるいは
蝶には触れたが、扇が地に落ちた
 
関屋 せきや 扇が蝶に触れ、枕にかかった 両褄上がりの場合は2点増し
あおい 両褄上がりの関屋で、扇が枕の向こう側  
若菜上 わかなのじょう 関屋で、扇が総角の形  
藤袴 ふじばかま 扇が蝶に触れ、要側を上にして枕にかかった  
松風 まつかぜ 蝶が枕の上で横倒しになった  
花宴 はなのえん 蝶が枕のヘリから宙吊りになった  
若菜下 わかなのげ 蝶が枕の上で横倒しになり、扇は枕にかかった
→扇は総角の形
 
常夏 とこなつ 「(旧)若菜下」の形で、扇が総角でも藤袴でもない 両褄上がりの場合は10点増し
初音 はつね 扇は枕の手前で、藤袴の形 扇の骨と骨の間から蝶の一部がはみ出せば5点増し
扇の要の部分が枕の上から外れると4点減
帚木 ははきぎ 15 蝶が枕の上で横倒しになり、扇も枕に乗った  
胡蝶 こちょう 45 扇が枕の上に乗り、蝶は骨の上に立った 地紙の上に立った場合は5点減で40点
扇の上で蝶が倒れたら15点減で30点
空蝉 うつせみ 18 蝶が枕のヘリから宙吊りになり、扇は枕にかかった 枕が蝶に止められて枕に触れなければ15点増し
まぼろし 12 扇が総角の形 蝶を扇と枕がはさめば10点増し
蜻蛉 かげろう 20 扇が両褄上がりで、蝶を扇と枕がはさんだ形 (蝶を扇がはさむ位置でなければ空蝉で18点)
藤裏葉 ふじのうらは 40 扇が藤袴の形で、扇が手前、蝶が向こう側 (扇が手前でないか、蝶が向こう側になければ、空蝉で18点) 
少女 おとめ 30 蝶が枕のヘリから宙吊りになり、扇は枕に乗った 扇の要が蝶に触れたら10点増し
真木柱 まきばしら 30 扇が枕にかかり、蝶は扇から吊られた 蝶の鈴が扇にからんだら20点増し
御法 みのり 35 扇が枕にかかり、蝶は扇の地紙から吊られた  
篝火 かがりび 50 扇が枕に乗り、蝶は扇から宙吊りになった