帚木は、松風状態の蝶の上に扇が乗って澪標になった形です。

澪標が出る時、扇のスピードが速いと蝶をすっ飛ばしてしまいますが、ふわっと軽く枕に乗るような感じだと、扇が蝶を落とさずにおおいかぶさるようになり、この帚木や「少女」が出やすくなります。
ごくごく稀にですが、澪標の扇の上に蝶が乗ってしまうことがあります。

この形も以前は「帚木」に取るしかありませんでしたが、2013年からの新銘定では、これは「胡蝶」の一種とされることになりました。
本来の「胡蝶」は45点ですが、このように蝶が倒れた形は不完全なので30点どまりとなります。それでも「帚木」の倍ですから、いかに珍しい形かおわかりかと思います。
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