早蕨(さわらび)

10点

早蕨は、簡単に言えば「花散里状態の蝶が自力で立った形」です。
偶然性が非常に高く、またある意味、美しさにも欠けるわけで、流派によってはもっと点数が低く抑えられていたりします。

早蕨

本来は、上の写真のように錘(おもり)の部分だけで直立しているのが望ましいのですが、次のように

これは花散里なの

絶妙なバランスで斜めに立っている場合もあります。これでも「自力で立っている」のであれば、早蕨に取ります。

同様に、蓬生や浮舟の判定においても、蝶が自力で立っていることが確認できれば、斜め立ちでもOKということになります。たとえば蓬生なら、蝶の上にかぶさっている扇をそっとどけてみても蝶が自力で斜めに立っているなら蓬生、倒れてしまったら単なる夕霧になるわけです。


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