空蝉(うつせみ)

18点、但し蝶にかかって扇が枕から浮いていれば15点増しで33点

空蝉は、簡単に言えば行幸+花宴ということですが、その割にはかなりの高得点が与えられています。

空蝉

蝶の方が完全に「花宴」の状態になっていないと常夏(や若菜下、初音)どまりになったりしますので、判定の際には花宴の条件を参考にしてください。逆に、扇がないと蝶が落ちてしまうような引っかかり方だと、空蝉ではなく 真木柱になる場合もあります。扇がなくても蝶が枕の壁から落ちないような形なら、この空蝉で18点ということです。

加点規定については、文面からはわかりづらいかと思いますので、下の図を見てください。

空蝉の加点

空蝉の加点

行幸だったら扇の一部が必ず枕に触れているわけですが、空蝉では花宴状態の蝶があるため、そこの一部にひっかかって扇が枕に接触していない場合がありえるわけです。この時に、何と15点もプラスされます。
よ〜く見ないとわからないと思いますので、銘定行司の方は空蝉の判定の際には注意してください。「何点増しか」なんてことは得点表を見ればわかることですので、とにかく「そういう加点規定が存在する」ことだけは覚えておきましょう。
次のような形も、この加点規定に該当します。

空蝉の加点

空蝉の加点


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