その他、あると便利な備品


サイコロ

都御流などの場合は白扇を用いて扇拳で決めるのですが、浅草の場合はサイ振りで先後を決めますので、サイコロが2つあった方がいいです。
私の場合は、東急ハンズのゲームグッズのコーナーで購入しました。


メジャー

「扇の親骨4本分」あるいは「5本分」という決め方の流派はそれで測った方が簡単ですが、浅草では「開いた扇の広さ4本分」という他とは違った測り方のため、扇の要の固さとか、あるいは扇のちょっとした置き方によって距離が毎回変わってしまいがちです。
最近では「しあわせ家族計画」でも「1.6m」と明言していましたし、距離を巻き尺で測ってしまった方が安定していいかもしれません。浅草の例会では、実測してみると163〜165cmくらいで行なっているので、それに合わせていた方が戸惑わなくてよいでしょう。


ピン、ビニールテープ

そうして決めた距離は、例会の間はずっと保たないといけません。座布団を置いているだけだと、簡単にずれてしまいます。
浅草の緋毛氈はもっぱら投扇興専用ということで、最初から枕の位置と座布団の位置に黒いビニールテープが貼ってあります。私はこれを真似て最初はビニールテープを使っていましたが、畳の部屋ではカラフルな押しピンを使うのが手軽でいいです。ただし、撤収の時に後始末を忘れないようにしましょう。


カメラ(デジタルカメラ、ビデオカメラ)

これは必須でも何でもありませんが、篝火とか真木柱、浮舟、あるいは野分(笑)のような珍しい技ができた場合は、記念写真を撮っておくと楽しいです。
私のところには、たまたまホームビデオで録画しているその場で桐壺や篝火、野分などが出た時の貴重なシーンのビデオが何本があります。一度、それらを編集して一本にまとめておこうかと思っています。