投扇興譜

これは「日本教育文庫」に収録されている資料なのですが、ちょっと手元のコピーの下の方が欠けておりますので、近いうちにまた図書館に行って撮り直してきます(^_^;)ゞ。
取り急ぎ、「序」の部分だけテキスト化しておきました。□というのが、欠けていて見えない部分です。
なお、この資料には、百人一首形式による銘定が図解入りで示されていて、大変貴重です。


香に組香あり、俳諧に點取あり、いづれか其業の奥旨に至るの階梯なきことなし、粤(ここ)に酒宴に興ず□投扇の戯ごとあり、はじめは京師に發(おこ)りて、浪華に流行す、今東武にもてあそぶもの、叉少からず□いへども、其式を立て、香、茶、俳のごとくにするゆへ、譲るに小冊をして、傳寫(でんしゃ)に因て書林に□□て、梓に壽して、世に廣ゥせんと欲す、見る人、香、茶、俳のごとく、後生に傳(つた)へば、先人の悦び、□冊子に止るべし、干時安永甲午春正月、洛東山隠士盛桃生江の旅盧に筆を染侍る、