篝火は、従来と変更ありません。私も一度は出してみたい奇跡的な形ですが、人が出している場面は数回見かけたことがあります。
このように定義通りに「鈴が澪標の扇にひっかかった」形でなくても、蝶の一部でも扇にひっかかって吊られた形になっていれば、篝火に取ってよいそうです。実際に見たことがあるのは一度だけですが…。写真に撮ろうとして手でその形を作ろうとしましたが、夢浮橋と同じく ちょっと大変なのでパスしました。鈴ひも以外で安定してぶら下がるってのはかなり難しいのです。
下の写真は、私の妻の其扇庵玲鳳が1996年末に出した篝火の記念写真です(本人の希望で、顔にはボカシを入れてます(^_^;))。

なんだか澪標が斜めになってて危なっかしいですが、篝火はたとえ扇が枕の上から落ちてしまったとしても、「鈴がからんだ真木柱」として結局50点になる場合が多いので、試合展開の上ではあまり気にする必要はありません。
でも篝火を経験する機会そのものが少ないので、扇が落ちたらやっぱり悔しいでしょうね〜(^_^;)。
そしてさらに、きわめつけがこちら! 斜めどころか、扇がほとんど垂直になってます!(そういう澪標が過去になかったわけじゃないのですが)。そして、その床面ぎりぎりに浮いているような状態の扇の要に、蝶がひっかかっているのです。よくこれで落ちないもんだと思いますが、とにかく「篝火」の条件は満たしていますので、これで50点ということになります。
出したのは牛鳴連の浜田真紀さん(こちらもご本人の希望で、お顔はモザイク入りとなっております)。

下の写真では、本当に浮いていることを示すために、ボールペンを間に置いてあります。



(追記)
2003年に入ってから、自宅で練習していた浜田さんは、今度はちゃんと水平に決まった篝火を出したんだそうです。
私も9年近く投扇興をやってますが、「2回も(それも1年以内に!)篝火を出した」という人は初めてです。