松風(まつかぜ)

5点



松風は、従来通りです。扇が蝶に触れたものの、完全に枕から落とせずに枕の上で蝶が寝てしまうと、いきなり5点がもらえるというお買い得な技です(笑)。
写真のように、かなり花宴との区別が難しいものもありますが、基本的に「枕の上面には錘だけが接触している」なら花宴、それ以外の部分も触れていたら「寝ている」ものと見なして松風になります。

松風
松風 松風

まあ実際には、単独で蝶がパタッと倒れて枕の上に留まることは滅多になくて、どちらかと言うと若菜下になりかけて扇が地に落ちてしまったような形が多いようです。

それから、銘定が40種になったタイミングで、「早蕨は、蝶が一点(錘の部分)だけで立っていなければならない」ということが確認されましたので、逆に言うと、斜めに立っている形は「立っている」とは見なされなくなったわけです。
したがって、次の形

は、蝶は立っているのではなく倒れていることになり、松風と認定されることになりました。