薄雲(うすぐも)
8点
薄雲はこれまでと変わりありません。ただ、ごく一部の形が「賢木」として名前だけ変わった、と思ってください。
真上から見て、落ちた蝶の一部でも扇の陰の範囲に入っていれば、それは薄雲になります。
須磨や薄雲の判定は微妙ですから、その判断を下す際には、行司さんは「厳密に見てますよー…」というパフォーマンスを対戦者や観衆に見せてあげるとよいでしょう。上に書いたように、行幸か薄雲か迷った時には、やおら膝立ちになってなるべく扇の真上から見るようにし、
たとえば手元の扇を閉じて垂直にぶら下げて影を作ってみるなど…そしてその影の範囲に蝶が入っているか入っていないか。それが見守っている人たちにも十分納得できるようにしてください。
